どうもこんにちは、中年です。
7月は暑すぎてほぼ引きこもりと化していましたが、ようやく重い腰をあげて東京ステーションギャラリーでやっている「甲斐荘楠音の全貌」を見てきました!
甲斐荘楠音(かいのしょう ただおと)という名前は知らなかったのですが、実は絵は見たことがあって。
コレですコレ!(画像出てなかったらすいません。。)
岩井志麻子さんの短編集「ぼっけえ、きょうてえ」の表紙!!!
おどろおどろしい感じが本の内容とリンクしてかなり印象に残っていましたが、
この表紙の絵(タイトルは「横櫛」)の作者が甲斐荘楠音だそうで。
ハードカバーを買った身としては、これはぜひ見に行かねば!
と8月の平日に張り切って行ってきました。
平日10時の開館直後でも結構な人が入ってました。
TVで見た作品ももちろんあり。
「横櫛」ももちろんありました、が!ちょっと残念なことが。。。。。
「横櫛」という作品は実は2点あるそうなんですよ!!!!
で、7/30までの前期には2点とも展示していたらしい!
うぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜残念!
見たかったなぁ。。。。。
(後期は1点だけ見られます)
日曜美術館でもそんなこと言ってなかったじゃんーーーーーー。
(放送日以降は1点のみの展示になるから)
先に知ってたら頑張って7月に行ったのに〜〜〜
と、少し残念でしたが「横櫛」以外にも見応えはありますので
オススメです。
晩年に携わった映画の衣装も絢爛豪華!で素晴らしいです。
(晩年には映画の衣装考証や時代考証もやっていたそうです。)
あと、たくさんのスケッチや下絵も展示されていますが
めちゃくちゃうまい!
素人が見てもよく分かる巧さ。
あと、個人的に気になったのは最後に展示されていた「虹のかけ橋(七妍)」という作品。
美しい花魁が7人立っている姿が屏風に書かれているのですが、
中心にいる2人の顔がとても幼いんですよ。衣装は花魁なのに。
それに、よく見るとこの2人だけ上唇に紅がのってない。芸者見習いの半玉さんみたいに。
花魁が"上唇に紅をのせない"というメイクをする場合があるのかどうかは知らないのですが
(そういう場合もあるんですかね?)。
この作品、作者は断続的に手を入れ続けたそうで晩年の展覧会に出すときには
顔を書き直したりしていたそうです。
なので「ついうっかり」という訳でもなさそう。。。
と、なんか引っかかる絵でした。
図録に解説のってるのかしら(買ってないから分からない www)
こんな感じに色々と楽しめる展覧会なので行ける方はぜひ!
おまけ:
せっかく暑い中出かけたので。ということでランチはKITTE 1階にある千疋屋総本店で平日限定ランチの「ハーブ香るツナとシャインマスカットの冷製カッペリーニ」をいただきました!
ガーリックやピンクペッパーが効いているツナペーストと甘いシャインマスカットが絶妙で美味しかったです。平日限定ランチはプチデザートやドリンクも付いているのでなかなか良いですね。
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