さて、夏に家(中古マンションですが)を買ってからバタバタと季節が過ぎ、いつのまにか少し涼しくなってきたので久しぶりに乃木坂まで足を伸ばし、国立新美術館でやってい「カルティエ、時の結晶」展を見てきました。
綺麗なモノが好きなので、宝飾品が見られる展覧会はよく行きます。日常ではまずお目にかからないような文字通りの「お宝」の数々が間近に見られますしね❤️
国立新美術館は千代田線の乃木坂駅から直結しているので行きやすいです。六本木からも歩けます。
「カルティエ、時の結晶」展は2階です。美術館に入る前にチケットは買いましょう(というアナウンスをしているスタッフが館外に立ってます)。
入り口で無料の音声案内用スマホを貸し出してくれるので、操作の説明を受け中に入ります。
全体の構成は
- イントロダクション
- 序章 時の間 ミステリークロック、プリズムクロック
- 第1章 色と素材のトランスフォーメーション
- 第2章 フォルムとデザイン
- 第3章 ユニヴァーサルな好奇心
- カルティエ・アーカイブ ルイ・カルティエの好奇心
となっています。
今回は1970年代以降の現代作品が多いそうですが、もう一つビックリなのが個人蔵の作品が多いこと!
だだ誰がこんなにもキラキラして巨大な宝石がついてずっしり重そうなジュエリー買えるんでしょうか????
人種が違うのでしょうなぁ。
こんな時しかお目にかかれない、ギラギラ✨キラキラ✨したジュエリーがどっさりありますよ。庶民にはありがたい限り。
あと、会場構成を手がけるのは新素材研究所というところだそうで、ジュエリーの展示がとっても素敵です。キラキラのジュエリーと自然素材の組み合わせが新鮮でした。
さて、最初の「時の間」という場所にはミステリークロックが展示されています。
ミステリークロックとは、針がまるで文字盤の中に浮いているように見える置き時計で、確かにムーブメントが見えません。その上ダイヤモンドやらオニキスやらで繊細な装飾が施されているので、”ただの時計じゃない”感が半端ないです。一見して高そう!
第1章〜第3章は期待通りのキラッキラ✨のジュエリーがてんこ盛りです!
ネックレス、ティアラ、イヤリングなどなど・・・
カルティエのシンボル、パンテール(豹)モチーフのジュエリーもどっさり!
特に「ガーランドスタイル(花手綱様式)」(植物や花飾りモチーフの繊細なもの)や、「トゥッティフルッティ(フルーツづくしの意)」(様々な色石に木の葉、花、果実を想像させる彫刻がほどこされたもの)はデザインも可愛くてテンション上がります🎵
パンテール(豹)モチーフや動物モチーフのジュエリーも精巧だしキラキラだし見ていて楽しいです。
おまけに、「第3章 ユニヴァーサルな好奇心」の作品はなんと撮影可!
さすがカルティエ太っ腹〜!なので写真撮りまくりました。
撮ってどうする。という気もしましたが、とりあえずこのページにあげときます。
興奮して作品のみを激写したため、どれがどれやら分からない(作品リストにも「リング」「ネックレス」との記載しかないものが多く作品番号がないと照合できなかった)のですが、まぁキレイだったよということで。
・石が大きくて重そう!というシリーズ ←以下、私が勝手に分類しています。
・ティアラ!(ダイヤのものは作品リストでは「ヘアバンド」だそうです)
・アニマルモチーフ。パンテール(豹)は撮影可エリアにはあまりなかったので会場でご覧ください
・こんなアニマルたちもいました
・フラワー、フルーツモチーフ
最後の「カルティエ・アーカイブ」は、豊富なデザインの源泉となった様々な資料が展示されています。
日本の浮世絵もあるし、各国の旅行の写真、各種装飾様式の図版やデッサン、ジュエリーのデザイン画、等々。
特にジュエリーのデザイン画はそれ自体も美しく、レプリカでいいから欲しいくらいでした。
(着色されたデザイン画にカルティエのサインがプレスされており、それが額装されている!かっこいい!)
久しぶりの目の保養で、幸せな時間を過ごした秋の1日でした🎵